コロンビア大学へなへな合格体験記

こんにちは。なんでブログ?て感じですよね。100年ぶりくらいにまとまった文章を書くので緊張しています。緊張しすぎてこの記事も一度書き直しています。

いつも脳から垂れ流しのなんの精錬もない思考をツイッター(@nendaishi)に気持ちよくぶち撒けていますが、そういうのとは別にこう、頭の整理も兼ねた備忘録をつけたいなと筆を執ってみました。ほんとうに日記付けてないと全部忘れるので。就職してからの記憶が一切ない。全部ない。

そういうわけで今までの記憶をすべて喪いつつ、四方八方から飛んでくる仕事の球(豪速)を訳もわからず我武者羅に打ち返し、汗だくになってハッと我に返ったら、ある日コロンビア大学から合格通知が来ていました。なんだこれは…。誰か出願なんかしてたっけ…。あ、私か…。

 

99割くらいの人はコロンビア大学を知らないと思うので念のため補足説明を加えておきます。

「(Wikipediaより)コロンビア大学(Columbia University)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークに本部を置く私立総合大学で、米国東海岸に位置する8つの最難関エリート校の総称「アイビー・リーグ」の一校。2020年のU.S. Newsランキングでは、プリンストン大学、ハーバード大学に次いで全米第3位。」

ざっくり言うと、なんかとっても良い感じだね、ということです。100割の方にご納得いただけたであろう。

 

さて、忙殺に殺されている中、コロンビア大学の担当者から来た合格通知メールがこれです。

画像

あれ?良く見たらこれ、合格通知じゃない。

「(意訳:)コロンビア大学にあなたの席を確保しました。おめでとうございます。しかしTOEFL(英語試験)の点数が足切りより1点低いのでなんとかしてください。1点上げないと入学させません。」

そうか…。

(空を仰ぎ見る)

ふう…。

その1点が取れなかったから足切り以下の点数で出願したのだが、こっちは。(逆ギレ)

というか1点て。1点くらい良くない?たったそれだけためにもう一度TOEFLを受けるとか死んでもごめんなのだが。

10人居たら100人が知らないと思うので説明しておくと、TOEFLとは、1回2万3000円ほどで受けられるユニークな拷問です。

殺気漂う薄暗いビルの中、パソコンの前に血眼で4時間張り付きながら受験者は読解・聴解・作文・会話の試験を英語で受ける。固い椅子に座りっぱなしでも痛めない強靭な尻を鍛え上げ、TOEFLのためだけのちょこざいなライティングテクニックをに着けたものだけが勝利を手にする…そういう、こざかしい試験よ。

そのプレッシャー・長丁場さ・そして試験料の高さは数々の受験者の精神を狂わせ、筆者などは受験シーズンまっさかりの夏場、「I live in Tokyo, I live in Tokyo, I live in Tokyo…」という呪詛が脳にこびりついて離れなくなるという不定の狂気に陥りました。設問の間に出てくる謎の男の顔など、何度夢に見たことか。

▼設問の間に出てくる謎の男

TOEFL LISTENING

はあ、はあ。興奮してすみません。とにかく絶っっっ対にTOEFLを受けなおしたくないのです。

そこで、「1点くらい良くないですか?ねえ~~~?ふひっ、へへ♡」という媚び媚びのメールを担当者に出しました。プライドなんてありません。

送信後、わずか3時間後にコロンビアから来たメールが以下。

「いいよ」ということである。

 

いいんだ。

 

なんだか狐につままれたような気持ちだが、とにかく今年の秋からコロンビア大学の人類学部に進学することになりました。ほんまか?

厳密にいえば夏の補修に通うことを条件に入学が許可されたので、7月頭に渡航することになります。補修とか人生で初めて受けさせられるので屈辱しか感じない。まあ所詮、補修だろう?たかがレベルが知れている…いっちょチート系主人公のごとく私の実力を目にもの見せてやるわ。わっはっは。(これは死ぬフラグです。)(本当に怖い。毎日大量の課題が出て心身共に死ぬと先輩から聞いているので怯えています。だれかたすけて。)(どうして受からせたりなんかしたんだ。英語力も足りていないこの私を。)(許さない…。許さないぞ…。)(必死に頑張ります…うっうっ…。)

 

最後に、タイトルに合格体験記と書いてしまったので、体験記を求めて来てしまった方のために出願の際の基本的なステータスを付しておこうと思います。

・出願学位:社会文化人類学(修士):MA in Sociocultural Anthropology

・筆者の最終学歴:MARCH学部卒(専攻:国際関係)

・TOEFL:99点/120点(足切りは100点)

・GPA:3.65/4.00

・留学経験:アメリカに半年

・研究テーマ:よさこい

なんで国際関係をやっていた人間がいきなり人類学をやるか、研究計画書(SOP)や履歴書の内容など、その他細かい点は次回以降の記事に回させていただければ幸いです。(それを人は合格体験記と呼ぶのでは?)

極度の引きこもりのため、長文を書く負荷に耐えられず、全身が筋肉痛になってきました。明日は大事を取って、有給にした方がいいかもしれないなあ!嘘です。社畜なので喜びにむせび泣きながら出社します。

それでは、また。